イタリア北部の郷土料理であるリゾットは、米と麦類の組み合わせが生まれ、東洋から伝播した米が加わった料理です。その起源と基本的な作り方を紹介します。
リゾットは長い長い歴史のあるイタリア料理のひとつです!実はおうちでも簡単に作れるんですよ。
目次
リゾットの起源
リゾットの起源はイタリア北部で、第二次世界大戦後にイタリア全土に広まりました。元々は米をバターで炒め、スープとサフランで炊いた料理でした。しかし、15世紀にイタリアでお米の栽培が始まり、1574年にはサフランを混ぜて黄色く染めたリゾットが誕生しました。時代の流れとともに、リゾットは進化し、玉ねぎや牛骨を加えるなどのバリエーションが生まれました。
リゾットの基本的な作り方
リゾットの基本的な作り方は以下の通りです。
- 深鍋にオリーブオイルを熱し、ニンニク、白ネギス 炒める
- オルに香りが移ったら、生米を入れてオイルをなじませる。 オイルがなじんできたら、白ワインを入れてアルコール分を蒸発させる
- 米の1.3倍ほど水か野菜の出汁(ブイヨン)を追加。あまりこまめにかき混ぜないようにして煮立てていく
- 水が蒸発、米に吸われてなくなりそうだったら、さらに水分 を追加(常に水浸らい) これをくり返して、米がアレーテルティ状態にまで煮る
- 好きな食材とを入れて、塩、こしょう・パルメザンテースなどで 味を調え、少し火を通って出来あがり。バター、オリーブオイルなどで香りづけしてもOK
リゾットの魅力とその語源
リゾットの魅力は、そのクリーミーさと素材の旨みが調和した味わいです。イタリア料理の代表的な一品であり、ジャパニカ種のお米が使用され、大粒で幅広く、粘り気があります。
また、リゾットの語源は「riso」(米)と「ottimo」(最高)からなり、「最高の米料理」という意味を持ちます。
リゾットはバリエーション豊かな料理であり、季節や好みに合わせてアレンジすることができます。
基本的な作り方をマスターし、自分なりのリゾットを楽しんでみてください。最高の米料理の魅力を堪能してください。
おうちでカンタン!リゾットの作り方レシピ
材料(2人分)
- 日本米 360g ※洗わない
- 玉ねぎ 1/2個 ※みじん切り
- 白ワイン 20cc
- ブイヨンスープ(ブイヨンと水) ※360g 鍋に入れ、温めておく
- 塩 少々
- エキストラバージンオリーブオイル 適宜
作り方
- 平たい外輪鍋にオイルをひき、透き通るまで玉ねぎを炒める
- お米をそのまま鍋に入れる。お米が温まったら、塩を入れ、白ワインを加える
- 白ワインの水分がなくなったら、ブイヨンスープを入れ、やさしくかき混ぜる
- 粘りが出てきて、お好みの硬さになったら完成
参考!プロが教えるレシピ動画
元シェフが教えてくれる、きのこリゾットの作り方です。
\レトルトでも美味しいリゾットあるよ/
リンク
リゾットのおさらい
リゾットはイタリア北部の郷土料理で、米と麦の組み合わせから生まれた料理です。起源は15世紀にさかのぼり、サフランを加えた黄色いリゾットが初めて作られました。
リゾットはクリーミーで風味豊かな味わいが特徴で、自分なりのアレンジも楽しめます。おうちでも、リゾットの魅力をぜひ堪能してくださいね。
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